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【6/13:タイ5日目】タイの小学校で1年生に英語の授業をしてきた!


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はい、こんにちは。ゆいです。

今日から、タイのBan Sapanpon小学校で実際にどのような英語教育のボランティアをしたのかレポートしたいと思います!

 

初回の今日は1年生の授業です!

日本ではまだ小学校での英語教育が必修化されきってはいませんが、タイでは小学校1年生から英語が必修化されており、一応教科書もあります。といっても教科書は英語ばかりで難しいのでほとんど使われている気配はありませんでしたが…。

 

ということで、私たちも教科書などは使わずにクリエイティブに授業を行いました。

2週間のボランティアだったので、1週目と2週目に分けて報告しますね。

 

1週目

ここの小学校の1年生はたったの4人。しかも全員男の子!

と、いうことで、1週目にあった2回の授業では、1、2年生合同で授業を行いました。

 

「あれ?」と思った方、鋭いです。

1年生の英語の授業の時間には、普通だったら2年生はほかの授業をやっているはずですよね。彼らはなぜ1年生の教室にやってこれたのでしょう…?

これは、結構大きな問題なのでまた別で記事にしますね。

 

まず初回の授業では、みんなのニックネームを聞いて(タイ人は本名が長いので普段からみんなニックネームで呼び合ってます)、それを私たちが紙に書いて、「君のニックネームにはどのアルファベットが使われてるかな?」みたいなのをやりました。

 

でも、1年生はまだちょっとアルファベットも怪しいし、人によってはめっちゃ恥ずかしがっちゃうのでとんとん拍子には進みません…。

この時の授業は1年生4人、2年生7人(たしか)の総勢11人(たぶん)だったので、名前のスペリングを一人ずつ聞いていったらものっすごい時間がかかっちゃいました…。

そして小学校低学年の彼らはまだ待つということができません!

だから後半になればなるほど、椅子から立ち上がってチャンバラを始める生徒や、教室を飛び出してどこかに行ってしまう生徒、などなどなど。とにかく騒がしくなってしまいます。

これ普段先生1人の時はどうしてんのかなぁ…?

 

とまあこんな感じだったので、2回目の授業ではみんなが一斉に作業できるよう、アルファベットの書き取りプリントを印刷して、みんなに書き取ってもらったんですね。

これで今日は安泰だ!

 

と思ったら、このアルファベットの書き取りってめちゃめちゃ性格が出ます。

下の写真のようなプリントなんですが…

f:id:worldtripperY:20190706210705j:plain

罫線の中に何個アルファベットを書くかは決まってないので、人によっては3個とかで終わるし、ぎっしり書く子は本当につめっつめで書きます。

だから終了時間に大分差があって、早く終わった子は暇になるから遊び始めるんですね。

結局おんなじやないかーーーい!

 

1年生の授業をどう成り立たせるかが課題のまま1週目が終わりました…。

2週目

とりあえず、1、2年生合同で授業をやったら100%手に負えないから、1年生は1年生だけでやろう、ということになった2週目。

教室に行ってみると、なんと生徒が6人になってます!

どういうこと!?!?!?

 

どうやら、2人転校生が来たようです。これまた両方男の子。

メンバーが増えたのでとりあえずまた自己紹介をしてもらってから、ABCの歌を始めます。

基本的にここの1年生はABCの歌は歌えるし、1人目の転校生ビッグも歌えていたんですが、どうやらもう一人の転校生プガンは全くABCを知らない様子。

よくよく聞いてみると、ABCを知らないどころかなんとタイ文字も知らないらしい。

どんな学校に行ってたんだ…。

 

と、思いきや、彼はどうやら今まで学校に行っていなかったようです。

 

実は1年生6人のうち、5人は両親と一緒に暮らせていないそうです。片親もしくは祖父母との生活。

事情は人によりさまざまですが、例えば転校生プガンの場合だと、両親が何かをやらかして今は刑務所に入ってると…。それで彼は祖母と一緒に暮らしているのですが、彼女の収入は年金だけのため、プガンを学校に通わせるお金がなかったんだとか。

それで今は学校が支援金を出して学校に来れるようになったとのことです。

なんで初めからそうできなかったのかという疑問はありますが、何はともあれ学校に来れるようになってよかったです。

 

話を授業の内容に戻しましょう。

 

2週目は授業が1回だけだったんですけど、そこでは主に塗り絵をやりました!

喋らせるアクティビティだと収集がつかないくらいに盛り上がってしまうのですが、書かせるものだと本当に静か!感動しました!

塗り絵だと塗る面積がみんな同じなので人によって終了時間に差が出ることもあまりなく、しかも人数が少ないからほぼほぼマンツーマンで見れるので、ひとりが遊び始めそうになっても「次はどこ塗ろうか?」みたいな声掛けができます。

「英語要素どこ?」って思った方がいるかもしれませんが、色の名前についてちょこちょこ教えてました。

 

1週目と比べると、1時間丸々授業を続けられたという点で大成功かな、と思います。

 

p.s.今住んでいるところにwifiがなく、通信料を節約しないといけないのでこれからあまり思うようには更新できないかもしれません。ご了承ください。